おおい町議会 2020-12-09 12月09日-02号
幾つかを申し上げますと、第1に交換できない圧力容器が脆化、もろくなること、第2に重要な配管が腐食などによって減肉あるいは応力腐食割れが発生すること、第3に40年以上も前に建設された原発は、今回裁判でも示されたように、地震の大きさを過小評価していた時代に作られていることであります。今回、高浜町でも美浜町でも議会に向けた請願書が数多く提出されました。
幾つかを申し上げますと、第1に交換できない圧力容器が脆化、もろくなること、第2に重要な配管が腐食などによって減肉あるいは応力腐食割れが発生すること、第3に40年以上も前に建設された原発は、今回裁判でも示されたように、地震の大きさを過小評価していた時代に作られていることであります。今回、高浜町でも美浜町でも議会に向けた請願書が数多く提出されました。
この間、高浜原発で発生した事故は、原発の点検、保守の安全維持の困難性を示しており、さらに大口径管や細管の腐食や減肉、部品の摩耗等が進んでいることを示しているのであります。蒸気発生器、伝熱管の損傷は応力腐食割れだけの原因だけではないのではないでしょうか。さらに、老朽化は原子力容器の脆化を招き、至るところの配管が減肉することが示されています。
2004年、美浜3号機の事故では、厚さ1センチもある配管が事故のときには1ミリに減肉していたことにも明らかです。 そして、炉心も中性子によってもろくなっています。もろくなる指数である脆性遷移温度は、古ければ古いほど高くなり、事故時にECCSの冷却水を注入すれば脆性破壊を起こしてしまう危険があります。
まず、日本原子力発電株式会社関係では、主な質疑として、敦賀発電所1号機高圧注水系ディーゼル冷却用海水配管の減肉について、施設が老朽化している中、今まで一度も検査をしていなかったとのことだが、そのほかの配管についてもこのような見落としがあるのではないか、どのように調査するのかとの問いがあり、系統全体において交換できるものは交換しており、交換できないものは補修を行うとともに、次回の定期検査において交換する
また、オリフィスから曲がり部までの距離はどれだけかとの問いがあり、キャップ部に水が停滞することで減圧沸騰された水が直接配管に当たらないため減肉しにくい構造となったが、従来より何倍強くなったかという具体的な数字は把握していない。また、オリフィスから曲がり部までの長さについては、配管口径の20倍程度の距離であり2メートルほどであるとの回答がありました。
前年度の点検の結果,焼却炉のボイラーバンクに減肉が確認されましたので交換が必要となり,大規模改修を実施することとしたところでございます。今回の大規模改修を実施することによりまして,現在の施設については10年以上延命を図っていきたいと考えております。
次に、2号機のA原子炉補機冷却水冷却器の点検・補修に伴う原子炉手動停止について、なぜA冷却器だけに減肉が出たのか、その原因はとの質問があり、第14回定期検査において高圧水洗浄を行った際、洗浄により伝熱管の保護被膜がはがれてしまうにもかかわらず、その事実を認識していなかったため、通常の倍の硫酸第一鉄水溶液を注入しなければならないところ、A冷却器においては注入配管の詰まりによって24日間注入できない状態
続いて関西電力株式会社関係でございますが、新聞報道だが、日本アームへ移管した以降に三菱重工から配管の減肉の話があったと聞いているがどうかという質疑に対しまして、理事者から、そういった話は日本アームへ移管する前の話で、移管した後については関西電力ではそういう情報は聞いていないという報告を受けているという回答でございます。
まして火力の場合は、聞くところによりますと出力の差があるので、安定化していないので、なお減肉の可能性は高いんじゃないかと。これは専門家に聞いた話です。私はわかりません、それは。だけど、専門家はそう言っていました。かえって火力の方が一定化していないので減肉の、20年もつものなら15年でだめになるかもしれないと。しれないということですけれども。
この事故は2次冷却系復水配管内の水流の調整、測定のためのオリフィスの下流部に生じる熱水化による減肉現象が原因で発生したとされていますが、当該配管箇所は本来定期的に点検されるべき箇所であり、加えて米サリー原発でこの種の事故が起きて以来なおさら要注意の箇所でありました。ところが関西電力は、美浜3号機の運転開始以来、28年間にわたって当該配管箇所の点検を放置してきました。
主な質疑として、2次系の配管破裂箇所の減肉について、昨年11月に関西電力として把握した中で8月まで延ばしたのはどういう立場の方がどういう判断をしたのかと質疑があり、参考人から、今わかっているところは去年の4月に日本アームが抜けているということがわかったと。それを当社側に提案したのが11月だった。
核燃料サイクル開発機構が2月9日に住民団体に行った説明では、もんじゅの蒸気発生器の伝熱管の内面で幅10mmの全周減肉した人口欠陥形状管で試験した結果、2.5%、外面で5%が検出可能である。また、同過熱器では内面で1%、外面で2%が検出可能であると説明されています。
その一つが、もんじゅの事故のときにナトリウムが漏れて鉄板に減肉を生じましたわね、床ライナーに。実験では穴があいたと。しかし、この報告書では、実験で穴があいたのは条件が違うからだと、だから、もんじゅでは起き得ないだろうと、こういう結論ですわね。
さらに、破断した蒸気発生器細管は減肉などの損傷のために栓をして使わなくなった細管が集中している場所にあったことが、3月7日、衆議院科学技術委員会で共産党の吉井議員の指摘で明らかになりました。この点は、私が全協で聞いたのでありますが、否定していました。 以上、幾つかの事実が隠されていて、後から指摘されて明らかになるという関電の事故隠しの姿勢は許すことはできないと私は思います。
敦賀2号機の蒸気発生器細管の減肉現象についでは、私は9月定例議会で、蒸気発生器細管振れ止め金具を改良型に取り替えることに関して8月からの第3回の定検で、減肉現象は認められなかったのかと質問をしました。保野企画部長は、減肉は聞いていないと答えたのであります。
その2でありますが、敦賀原発2号機の減肉防止対策であります。敦賀原発2号機は、8月26日から4カ月の予定で第3回定期検査に入り、蒸気発生器細管振れ止め金貝を改良型に取り替えるということです。
2.県営1号貯木場の払下げについて 3.勤労身障者文化スポーツセンター建設について 4.松原地区体育館及びスポーツ施設建設について 19番 河内 猛君 ────────────────────────── 72 1.小選挙区制、政党法について 2.消費税について 3.米輸入自由化反対について 4.原子力発電所の問題について 1)敦賀原発1号機の冷却水漏れ 2)敦賀原発2号機の減肉対策
その3でありますが、日本原電敦賀原発2号機の蒸気発生器細管の減肉対策であります。 昨年11月、点検中の関西電力高浜原発3号機で、蒸気発生器細管23本に新たな損傷が見つかったということで、新聞報道によりますと、U字型細管のU字部分を固定した箇所が、運転中の振動で磨耗し、減肉現象を起こしたものと見られています。
1.ふるさと特産物作りで農業の活性化を 2.海の幸を生かした通年型観光地への推進を 3.総合運動公園に文化活動の場を 19番 河内 猛君 ────────────────────────── 208 1.平成2年度予算について 2.原子力発電所の問題について 1) 「ふげん」の原子炉自動停止 2) 原子力事故ランク付け 3) 敦賀原発2号機の蒸気発生器細管の減肉対策